たぬきの子育て術ぅ★ |
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たとえば、遠足へいった次の日に「さ、遠足の思い出を絵にしましょう~」と先生が言ったときのいや~な気分!!私は小さいとき、絵を描くのが大嫌いでした。
それは、絵を描かされていたからなのでしょうね。 行事ごとに絵を描く!他の子と比べられる!上手にかきたいけど描けない!! そういう気持ちがどんどん絵筆を遠ざけるのだと思います。 ところが今は好んで絵を描きます♪ 落書きですが、そういう絵は大好きなんです^^ 保育園でもそういう子がいます。 絵を描こう!というと、白い画用紙をみつめたまま、少しも手を動かさない! ところが、「さ、色遊びをしましょう~」なんて言って 赤・青・黄の3原色を並べ、「どんなすてきな色ができるかなぁ?」なんて言おうものなら その子もどんどんすてきな色を作ります。 絵は、表現活動です。そのときの気持ちや気分、思いを表現したいときにどんぴしゃのタイミングで絵の具を渡すと、いつまでも書きなぐっています。 その絵は、ダイナミックで自信に満ちています♪ そういう絵を描き続けていたら、きっとこの子はず~っと絵が好きなんだろうなぁと思います。 つい、大人の感覚で「なんで人なのに足がないの?」とか「あれ?手は頭からでてる?」なんて言ってしまったり、「あなたは絵がへたね~」などということばが始めは表現活動だったはずの描画を難しいものにしてしまうようです。 私もよく「アンパンマン描いて」「おひめさま描いて」と言われますが、今は描きません。 (我が子が小さいときには描いていました。あとから知ったときに、あ~失敗したと思い、描くのをやめました。今、娘は絵を描くのが好きです♪) 私が上手にアンパンマンを描いてしまったら、その子は描かなくなるからです。 はじめは、なんとなく丸を描いて「アンパンマン」と見立てて遊びます。 しかし、そのうち、お母さんの方が上手だ!そういう風にかけない!と思ったら 「お母さん描いて!」になります。 そうしてどんどん描かなくなります。 上手に描くのが絵ではありません。どんなに小さい子が描いた絵でも「あら?すてきなお花ね。」とか「これは雲かな?」とか一緒に見立ててあげてください。 すると「うん!、雲!」なんてどんどん物語を紙に書いていきます。 雲に見えなくてもいいんです。 石ころや雲がいろんなものに見えるこどもの感性は段々となくなってしまうのですから!!! 特に、保育園、幼稚園時代のお絵かきは、絵を描くことで表現し、想像し、楽しむことが目的です。決して嫌いにさせてはいけないと思うんです。 保育園の子がみんなお絵かきが好きでいられますように~♪
by tuki-dango-tanuki
| 2005-08-30 17:39
| 保育園ねた!
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