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たぬきの子育て術ぅ★


「月とだんごとたぬき山」管理人「たま」です。googleから検索できます
by tuki-dango-tanuki
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うつぶせ寝と火災・・

新年だからこそ・・余計つらく感じるのかもしれませんが、
火災・・うつぶせ寝による死亡事故・・


のんきに「今年の抱負」なんて考える自分を振り返り
申し訳ない気持ちになります。

新年に戦争をしているところもあるんですよね。


私には何もできないけれど・・
でも、火災の注意をよびかけることはできるかしら。

以前、お母さんがパチンコにでかけていた間に
火災が起こり、こどもたちが亡くなるという事件がありました。


「こどもを置いてパチンコなんて・・」
という非難は多かったことでしょう。


確かにそういう部分もあるのですが、
「じゃ、どうやって気晴らしをしたらいいの?」という
お母さんの気持ちも聞こえるような気がします。


保育園では一時保育を受け入れています。
でも、「パチンコにいきたいから」という理由は成立するでしょうか。

核家族の家庭が増えてきた昨今・・
いろいろな弊害が起きているように思います。

子どもを一緒に見てくれる人がいない・・


これは聞いた話ですが、
ご両親がアレルギーをもっているからという理由で
子どもが1歳を過ぎても、食事は与えないで、ミルクのみという
ご家庭もあるそうです。

離乳食というものがわからず、
いきなり硬いご飯を食べさせるご家庭も
最近では少なくありません。

育児書はたくさんでていますが、
育児書をたくさん読んで、気にしすぎる方もいれば、
まるで気にせず、自己流の方もいます。

おじいちゃん、おばあちゃんがいたら・・
「ほらほら!そろそろやわらかいご飯から始めてみれば・・」
なんて教えてくれたりしないかな~。


お母さん方が、気晴らしをしたいという気持ちにも
気付いてあげる人が近くにいない場合、
保育者が一番身近な人になるのかしら・・

なんて思うこともあります。


今は、子どもよりも親御さんのケアかな・・
そんなことを考える日々です。



うつ伏せ寝による死亡事故も、つらいことですね。

突然死症候群(SIDS)は、はっきりとした原因は不明です。
しかし、喫煙者のご家族やうつぶせ寝の場合の発生率は
そうでない場合に比べて多いそうですので、
やはり注意が必要なのでしょう。


特に、0歳児さん・・

頭の形が悪くなるからと、うつぶせ寝が流行したのは
いつのことだったでしょうか。

お子さんの命を預かる保育園としては、
いつ寝返りをするかわからないお子さんからは
目を離さない!

そして、睡眠中も同じ部屋にいて、
何分かに一度は体に触れてあげる。

体に触れることにより、発生しようとしていた
発作がおさまることがあるそうです。

そして、呼吸が止まっていることに早く気付くことで、
そのお子さんの命が助かるかもしれない。


肝に銘じないといけないなと感じています。

新聞記事になった保育園では、
睡眠中、そばにいなかったという場合が多いようです。

そこで保育をしていた保育者の人にとっても
一生、自分を責めつづける事態になりかねません。


注意していきたいですね。

そして、親御さんにも情報提供をしていかないとな・・
うん!
# by tuki-dango-tanuki | 2009-01-10 16:54 | 一般ねた!

高校生の子を持つ母として・・

時のたつのは早いもので・・
もうふたりとも高校生!

ひとりはこの春大学生になる予定(笑)

高校生のこどもって・・
なってみる前は、イメージ湧かなかったけど、
今となっては、何も変わらないね。


私が高校生だった頃・・
相当昔の話だけど・・

感じていたことを、子どもたちをみながら思い出す。

ある意味、男の子の気持ちはわかりずらいけど・・
みーちゃんの気持ちは少しわかるかな。


問題は、私が不安になるとき・・
心配になるとき・・
いらいらしているとき・・
ゆとりがないとき・・

なんだろうな。


だからつい・・言葉がきつくなる。

「早くお風呂に入りなさい!」とか・・

「いつまでパソコンやってるの?」とか・・



何年も同じこと言ってるな(笑)

こどもたちだってちゃんと考えてる。
私と同じように不安もある。

受験生はさらに、心労もあるだろう・・


やっぱりここで親に必要なのは、ど~んっと構える太っ腹なところかな!

「見守る!」「余計なこと言わない!」
言いたくなるけど言わない!

だって・・それは私たち親の勝手な思いだものね。



そして・・

「いつでも、元気なおかあさんでいること!」



もう、手をかけることもほとんどなくて
ご飯さえ作れば、でかけてていいよ!くらいなものでしょう。

親としては、心配になることもたくさんあるけど・・
ここで、太っ腹なところをみせよう!

なにかあったときには、手を貸すよ!という
そういう姿勢だけはいつもみせていよう。

君たちのことを信頼してるよ!という思いは伝えていこう。

よしっ!!
新年の誓いでした(笑)



みなさん・・楽しい年にしましょうね。
# by tuki-dango-tanuki | 2009-01-01 16:42 | 我が家ねた!

食育

いつも久しぶりですが・・^^;
申し訳ないですぅ・・

今日は、食育の講演会に参加してきました。

食育については、ある程度勉強をしているつもりですが、
いやはや・・全国にはいろいろなことを普及しようと
がんばられている方がいらっしゃるんですね。

本当に頭が下がります。


今回登場されたのは、長崎在住の吉田さんという方です。

生ごみを利用した命の循環と共生について・・


保育園や幼稚園、小学校で講演をしながら、
命の循環について広めているようです。

長崎では自治体も動き出し、
自治体が率先して有機農業を始めているとか・・



まずは、生ごみを家庭から持ってくる。
(新鮮な生ごみです)

それを全員でシートにくるんで踏み砕く。
(キャベツの芯とか、にんじんの皮とか・・
魚の頭とかでしょうか。)

それを土と混ぜ、畑やプランターにおいておく。

2~3週間で、魚の頭なんてまるっきりなくなるそうです。
微生物のごちそう・・という解釈でお話されているようですが、
実際に、魚の頭や野菜が見えなくなることによって、
こどもたちにも、体感できるようですね。


微生物が活性化した土に種をまき、
野菜を作る。


その野菜はこの上もなく、強い元気な野菜になるそうです。


魚の頭の栄養分をたっぷりすった土が、
その栄養分を野菜に循環させ・・
私たちがいただく。


小学生になると、その命の循環が体験ひとつで
ぴたっと腑に落ちるそうです。

すてきな試みですよね~!



生野菜の食べない部分などを
捨てようとすると、

「おかあさん、なんで捨てるの?
土の中の菌ちゃん(微生物)が、お腹すかせてるんだから
菌ちゃんにあげればいいのに・・」って言われるそうですよ(笑)



プランターでできる。

でも、面倒くさい・・・

大人は、理屈でわかっても
なんとなく後回しにしてしまいがちですが、
こどもは違うんですね。



本当に素直で・・やさしい・・


小さなうちに、そういう体験をさせてあげられたら、
すばらしい食育になるんでしょうね。


そうやって作られた野菜の甘くて強いことといったら、
さまざまな実験で検証されているようですよ。

「命をいただきます。」と心から言える。
そんな教育したいものですね~!



仕事に取り入れられないかな~と思っています。^^
あ~!勉強になった。


そんな勤労感謝の日でした。
# by tuki-dango-tanuki | 2008-11-23 21:32 | 保育園ねた!

ことばの力

久しぶりの更新!
ほんとに・・ごめんなさい・・^^;

ようやく仕事がひと段落♪

今、研修で行っていることばの力から
少し抜粋してお伝えしたいと思います。


私たちは、「ことば」をつかってコミュニケーションをとっています。
もちろん、表情、目つき、しぐさなどもその中に入りますが、
今回はあえて「ことば」


ことばは、相手を勇気付けたり、くじけさせたり、怒らせたりしますよね。
こどもを育てていくにあたって、私たちは、「勇気付ける」ことばかけをしていきたい。

そう思います。

これは、母としてというより保育者としてです。

母親は、感情豊かな人間です。
親子だから許される関係をもっています。
(限度はあるかもしれませんが・・)


でも、保育者は保育のプロです。
しっかり、自覚してことばをつかいたいものです。


小さなこどもが、友達のおもちゃを取ってしまうことがあります。
まだ、ことばで交渉することができず、手が先にでてしまうのでしょう。

そんなとき・・
なんて声をかけるでしょう。

「こらっ!お友達のものとらないの。だめでしょう。」


でも、本当は、その子に交渉することを教えてあげる必要があります。

「そのおもちゃが使いたかったんだね。
でも、今は○ちゃんが使っているんだよ。
かしてって言ってごらん。」でしょうか。


そう言われたその子は、今度は「かして」と言います。

かしてくれるかどうかはおいておいて、
この子は、「かして」って言えばいいんだ。と学習します。

でも、
「こら・・なにやってるの。とったらだめでしょう。」これで終わってしまうと、

「先生に怒られた・・」という部分だけが残ってしまいます。
くじける。ふてくされる。・・

人と人とのコミュニケーションは、たくさんの交渉の中で成り立ちます。

自分の思いを伝える。相手の思いを受け止める。
その中で、折り合いをつけていく。

その最大の学習のさなかで、
私たちは、こどもをくじけさせてはいけませんよね。

勇気付けてあげることばかけ・・勉強していきたいものです。

批判ではなく、処理の仕方や私たちの思いを素直に伝えていく。
そういうことばかけを探していきたいものです。


うわ~!今回は硬かったかな~(笑)


でも、こういうコミュニケーションは、大人同士でも必要なことです。
伝えづらいこと、たくさんあります。

でも、伝えなくてはならないこと・・

そんなとき、相手を批判することばで伝えると、
相手は、人格を否定されたように感じます。

反感を持ったり、くじけてしまったり、
その人の前でだけ、つくろってみたり、うそをついたりします。


正直に思いを伝える。大切なことだと思います。

相手の人格を否定するのではなく、そのことについて
自分の思いを伝える。


こんなえらそうなことを書きながら、私も勉強中です(笑)
# by tuki-dango-tanuki | 2008-10-19 21:07 | 一般ねた!

絵の力♪

しばらくほうっておいた子育て術ぅ・・
思い出すとまた続けて書くあたりが単純な私です。


研修で行っている「描画指導」について・・
ちょっと触れてみたいと思います。

こどもたちが・・

「ね~ね~先生・・アンパンマンかいて・・」

我が家のこどもたちも例外ではなく、
小さな頃には私によく言っていました。

でも、その頃のこどもたちは、絵を描くのが大嫌い・・

その理由が、何年も経った後・・
わかりました。



いつだったか忘れましたが、描画指導の研修を受けたことが
あります。
こどもたちに、行事の絵を書かせることにどんな意味があるのか
その当時疑問に思っていたからです。

その研修で教わったことをすこし載せますね。




こどもたちが、「アンパンマンかいて~」と言ってくる本当の気持ちを直訳すると・・

「アンパンマンの絵を自分で描きたいんだけど、
うまく描けないから描いて。ほんとは自分で描きたいの」になるんですね。

だから・・私たちが上手にアンパンマンを描くと、
一度は描こうとするんだけど、同じようにうまく描けない。

するとどんどん描かなくなる。


それを知ってから、私は保育園で、
できる限り見本は作らないようにしてきました。

それからは、ひとりも絵の嫌いな子はでてきませんでした。


そして、我が家のこどもたちも・・
絵を描くようになりました。


私たちが見本やお手本を描くと、
それと同じように描きたいと思うみたいです。

私たちの描画指導が、こどもたちの想像力や
絵を描く楽しさを奪ってはいけませんよね。

どんなアンパンマンでも、そのこが
アンパンマンだと思えば、アンパンマンです。

それを伝えるには、お手本があだになるんですね。



いつかまた保育園で働くことができたなら・・
いつでも、好きなときに絵を描くことができる
アトリエをつくってあげたいな・・

そう思います。


嬉しいときに、感動したときに、悲しいときに、落ち込んだときに・・
自分の気持ちを色や絵で表せる。
子供にこそそういう場所が必要ではないかな?

私たち大人のように、こどもたちは
ことばで自分の気持ちを表現できないから・・


なんて、理想ばかりが膨らんでいきます(笑)
# by tuki-dango-tanuki | 2008-06-08 20:25 | 一般ねた!