たぬきの子育て術ぅ★


「月とだんごとたぬき山」管理人「たま」です。googleから検索できます
by tuki-dango-tanuki
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親にできること・・

すっかりご無沙汰しておりました。
ごめんなさい・・

仕事が忙しい?いや・・そうでもないか(笑)

会社でず~~~~っとパソコンに向かっていると
家に帰ってきたときにパソコンを開く元気がでず・・

また、最近ちょっとモチベーションが低かったというか・・

さ・・言い訳はこのくらいにして(笑)


みなさま、いかが子育てされてます?^^

私は今、子育てではなんの悩みもありませんが、
(ありがたいことです・・)
小さなころのことを思い出したので
書いてみたいと思います


娘が保育園の年長くらいから
小学校の1,2年くらいの間・・

この間、一番難しかったような気がします。

娘は、今まで保育園の友達と遊んでいたのに
遊びたくないといって、
毎日、ひとり家に帰る生活が続きました。

そして、小学校へ入ってからは
その子たちとほとんど遊ばなくなった。

口げんかをして帰ってくることが多くなったんです。

3,4年になって初めてわかったこと。
娘は男の子たちや活発な女の子と
体を動かして遊ぶのが楽しかったんですね。

それができないメンバーだった。

ちゃんと自分で友達をみつけて
自分の居心地のいいところへと移っていったというわけです。

近くの公園で遊んでいるところをみつけたときには
笑いました。

娘が男の子を引き連れて、
先頭でしきっていました(笑)

そして、帰ってきたときには・・
「あ~!楽しかった~~!!」でした。


今、こどもたちの数が減っています。
少人数の小学校や一クラスの小学校が増えています。

それはそれでいいところは
たくさんあると思うけれど・・
その中に気の合う友達がいるかというと
なかなか難しいんですよね。

親としては、友達と遊んで欲しいとか
仲良しを見つけて欲しいとか・・
そうすれば安心なものだから
そういう意識をもつわけですが、
こどもは、ちゃんと自分で友達をみつけるんですね。

友達と遊ばないからといって
友達と遊べないわけではない・・

中学へいって、新しい友達をみつけ・・
また、高校へいって、新しい友達をみつける。

人数が増える。
自分のやりたい学校を選ぶ。

そういう中でどんどん
仲間が増えていく・・

友達がいないことを心配するのではなく、
こどもが、自分の好きなことややりたいことを
みつけられるそういう後押しをしてあげればいいんだなって
その頃気づきました。

保育士といっても、保育園時代のことしかわかりません。
今、高1と高3になったこどもたちをみて・・
学ばせてもらってます。

見守るだけなのは苦しいけれど・・
それも愛・・

親って忍耐ですね
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# by tuki-dango-tanuki | 2008-06-02 20:12 | 我が家ねた!

お話の力♪

むか~しむかし、あるたんぼの道端に、
一人のお年寄りが腰を下ろしていました。

お年寄りは、ゆっくりと足をさすり、
「あ~あ」とため息をつきました。
たんぼには、稲があおあおと伸びています。

しばらく休んだお年寄りは、
またゆっくりと立ち上がり、道を歩き始めました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、このお話を耳から聞いているとき、
みなさんは、目の前に何か思い浮かべながら聞いていませんか?

たんぼの風景、道端に座っているお年寄り・・

つまり、耳からお話を聞くときには、聞き手は
「目の前にないものを思い浮かべながら聞く」
ということをしているんです。

これが想像力、イメージ力なんですよ。

今の主人公ですが、みなさんは
どんなお年寄りを思い浮かべましたか?

おじいさん?おばあさん?
どちらを思い浮かべたでしょう。

お年寄り・・と言われても、男でも女でもない
お年寄りを思い浮かべることは難しいので、
私たちは、どちらかに自分で決めて思い浮かべているんです。

そして・・お年寄りは洋服を着ていますよね。
どんな洋服ですか?^^

まさか、裸のお年寄りを思い浮かべるわけにはいかないので
洋服を着せてあげているわけです。(笑)

これが、作り出す力、創造力です・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは、山田真理子さんという方の書かれた本を参考に
行った研修の一部です。

保育士として、お話の持つ力を知っておいてほしい。
テレビやビデオで育っているお子さんに
たくさん、語りかけてあげて欲しいという思いから
行った研修でしたが・・
少々、私にはショックなことがありました。


私は、この山田真理子さんの本を読んだとき、
相当頭の中でイメージができました。

うんうん!そうそう!なんて
着物の柄まで勝手に決めていたりして・・
(もちろん、モンペです・・笑)

でも、今日行った研修で集まった新卒さん(60人弱)の中には、
頭に映像が浮かばない人もいたんです。

文章が文章のまま頭に浮かぶ・・
映像が浮かばない・・

もちろん、ほとんどの人は「おじいさん」が浮かんだと
言っていました。
(これ、統計的にお年寄りというとおじいさんなのでしょうか?
どこで話しても、大体おじいさんという答えが多いんです。)

想像する、創造する、予測する・・そういう力を使って
私たちは話を聞いています。

だから、本を読むのがおもしろい・・

そして、こういう力があるからこそ、
人の気持ちを察することができますよね。

こう言うより、こう伝えたほうがいいかな・・と
予測することもできます。

私たちは体験することで、
いろいろなことを学びますが、
体験できないこともあります。

そういうとき・・
一生懸命、相手のことを想像することで
人との関係を成立させていると思います。

自分のこともわからないのに、
相手のことなんてわかるはずもありませんが、
でも、察したいとは思いますよね。

記憶力はあるけれど、考える力はない。
今日の新聞にも、書いてありましたけれど、
言われたことしかできない・・
自分で決断することができない・・

そういう人をみかけるたびに・・
乳幼児教育の大切さを実感するんです。

小さいときに、育むはずの力が
英才教育と呼ばれるものや、
テストの点数をとるという教育のために
忘れられてしまったのかな・・なんて・・

話が大きくなってしまいましたが、
きれいなものをきれいだなと思う心・・
不思議だなと感じる心・・
おもしろいな・・もっと知りたいな・・
楽しいな・・うれしいな・・

小さなときに、そういう大切な目に見えないものを
育てて欲しい・・

こどもたちの小さな発見や小さなよろこびに
共感してあげて欲しい・・

こどもたちの創造的な遊びを見守ってあげて欲しい・・
想像につながるようなたくさんの体験を
させてあげて欲しい・・

ほんとうに、そう思うんです。









   また、熱いな・・これ(汗)
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# by tuki-dango-tanuki | 2007-11-10 23:27 | 一般ねた!

あかちゃんと運動♪

運動あそびというと、どうしても幼児さんが思い浮かびますよね。
かけっこをしたり、マット運動をしたり、ボール投げ
遊具をのぼったり、おにごっこ、リレー、踊り・・

でも、乳児さんも運動をしてるんですよね。

先日の研修で、ひとりの男性保育士に
あかちゃんになってもらいました(笑)

仰向けになって、手足をばたばたする。

「どこか、きついところがある?」と聞くと

「腹筋がきついです。」


あかちゃんは、体重が軽いので、そこまできつくはないでしょうが、
確実に腹筋は鍛えられているんですよね。

寝返りをするために、体をひねったり、
頭をもちあげたり、手でつっぱってみたり、
飛行機みたいに両手を広げて胸をそらせてみたり・・

無意味に思える行動もすべて
体の発達のためでした。

こうやって、はいはいをする準備のための
背筋、腹筋、腕の力などを鍛えていく。

私たち保育士は、あかちゃんが動きやすいような
環境を作ってあげたり、ちょっとした小道具を与えたり・・

やるのは本人ですけど、
援助をしてあげることはできる。

「あ・・もうすこし!」
「すごいよ。お顔があがったね。」

なんて声をかけてあげることもできます。

はいはいをしないで歩き出すお子さん
お座りをしたことに満足してしまって、いつまでもいざっているお子さん・・

できれば、はいはいをさせてあげたいですよね。
それによって、あごも腕も足腰も筋肉も発達する。

転んですぐに骨折する子にはならないんじゃないかなと思います。

どうやって、うつ伏せを楽しんでもらえるようにするか・・
(無理にやらせたら、あかちゃんは嫌になってしまいます。
だから、本人が楽しめる方法・・それをみつけたいですよね。)

そこが、あかちゃんの運動能力を伸ばし、
丈夫な体をつくるヒントのような気がします。

私もただいま、模索中。
いい方法をご存知でしたら、私にもこそっと教えてくださいね。^^

あかちゃんも運動をしている。
そういう意識で保育をしていけたら、
たくさんのヒントをみつけられるかもしれませんね。

うふっ!楽しくなってきた~~~^^
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# by tuki-dango-tanuki | 2007-10-25 23:20 | 一般ねた!

カンガルーケア♪

ご存知ですか?カンガルーケア・・

未熟児や早産で生まれたあかちゃんを
すぐにおかあさんの裸の胸の上に寝かせます。

あかちゃんは、一生懸命おかあさんのおっぱいを探し当て
おっぱいを飲もうとするし、おかあさんは、あかちゃんを胸の上に抱いているうちに
母性がじわじわとわいてくるといいます。

未熟児のあかちゃんを生んだおかあさんや
早産で生まれたあかちゃんをもつおかあさんは、
保育器に入っているあかちゃんをみて
複雑な感情を持つ場合が多いそうです。

うれしいあかちゃんの誕生なのに・・
かなしかったり、苦しかったり・・
そして、点滴を受けているあかちゃんを見ているうちに
つい、自分を責めてしまったり・・

未熟児のあかちゃんが他の子と同じくらいの体格になるのには
しばらくかかります。

だからといって、なにか問題があるわけではありませんが
おかあさんとしては、申し訳なかったりするのかもしれません。

そんなおかあさんにとって、
カンガルーケアは、生まれてきたあかちゃんの
生きようとする力を体で感じるわけです。

そのあとに、保育器に入ったとしても
その暖かさは忘れないことでしょう。

そして、家に帰ってからは
同時に、インファントマッサージをお勧めします。

インファントマッサージは、特に未熟児のあかちゃんや
早産で生まれたあかちゃんが、マッサージをしない場合と比べて
食欲もあり、体重の増加率もいいことが証明されています。

そして、同時に・・
母子間の絆が強くなる・・

なぜ、こんなことをいきなり書いたかというと
今、インファントマッサージのレポート製作中だからです(笑)

なんのために習っているのかといえば、
みなさんにお伝えするためです。(笑)

レポートの方もめどが立ちました(ほっ)
明日中にはできあがる見込みです。^^

がんばったな~!私!!!
(自画自賛・・^^;)

って、油断は禁物!
あと、5つのレポートと、実習後のレポートが残っているのですから・・

よかった・・連休があって・・
これが、筆記試験なんです。

合格がわかるのは・・秋かな~~!^^;
忘れた頃にやってくる・・

でも、おかげであかちゃんについての知識が山のように増えました。(笑)
少しずつ、書いていきますね!^^(多分・・)
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# by tuki-dango-tanuki | 2007-07-16 00:15

子育て情報の多さ・・

「子育ての情報量が多くて、それもみんな違って戸惑っている・・」というお話がありました。

たしかに、それは私も感じています。
だからこそ、インファントマッサージを通して
いろいろなママやパパと話がしたいと思ったんです。

でも、実際問題・・

「抱き癖がつくから抱かないほうがいい」
「たくさん抱っこしてあげてほしい・・」

こんな正反対の理論がぶつかっていたら、みなさん途惑いますよね!
母子手帳についてくる育児本でさえ、毎年内容が違っているんですから。

「赤ちゃん学」というのをご存知でしょうか?

ここ10年くらいなのかな・・
赤ちゃんについての研究がどんどんと進んでいます。

それまで、赤ちゃんは
「なにもわからない」
「衣食住の世話をすればいい」というように思われていました。

でも、今はあかちゃんは胎児のうちからいろいろなことがわかると言われています。
胎児のときに読んであげた絵本と他の絵本との区別をできるとか・・(笑)
(別にそんなことわからなくてもいいと思いますけど・・・^^)

そして、生後4ヶ月で表情を見分けることができると・・

いないいないば~をしたときに、にっこり笑顔で繰り返した後、
ば~の時に悲しい顔をすると、それまでにこにこ見ていたあかちゃんが
目をそらすと言います。

あかちゃんが目をそらすのは、それが不快であり、苦痛だからだと言われています。
4ヶ月から、大人の表情がわかるなんて・・驚きじゃないですか・・

さまざまなこどもが起こす事件を前に
乳幼児の時期がどれほど大切かということが
叫ばれ始め、たくさんの研究家が
あかちゃんについての研究をしています。

もう、叫ばれ始めてからどのくらい経つのでしょうか・・
でも、なかなか子育てや保育を柔軟に変えるのは難しいようです。

昔ながらの子育てが悪いとは思いません。
いいこともた~~~~くさんあります。

というより、どちらかというと・・
私は昔の子育ての方が好きかもしれません。

でも、昔がいいか、今がいいかという議論ではないと思います。
昔のものでもいいものはいいし・・
今のものでもいいものはいい・・

それではどうしたらいいのかといえば、
私たち大人は、それを見極める目を持つ必要があると思います。

食にしても便利な子育てグッズにしても、
それから、さまざまな知育玩具にしてもそうです。

いいものもたくさんあるでしょう・・
でも、必要ではないものもあります。

特に、今のものは
大人にとって都合のいいものがもてはやされている・・
そう感じることが多々あります。

でも、こどもにとってどうなのでしょうか?
そこが忘れられているような気がします。

今の世の中、あふれるほどの情報量と物に囲まれて
判断をするのが難しくなっています。

あかちゃんを生んだからといって親なわけではありません。
そこからあかちゃんと一緒に親になっていくわけです。

迷うこともたくさんあるでしょう。
私も、そうやって今までやってきました。

でも、最後の結論は・・

「自分の子育て術」です。
だれとも同じではない・・
似ているものはあっても、まるっきり同じではないはずです。

それは、同じあかちゃんはひとりもいないからです。
そして、私たち親もみんな違う・・

それでいいんだと思います。

あかちゃんがどうしてほしいのか・・
あかちゃんの声を聞こうと耳を傾けてみてください。
きっと・・聞こえてくると思います。

それは、保育士ではなくおかあさんが聞くことができる声です。
保育士は、おかあさんにはなれません。
どんなに経験があろうと、あかちゃんの専門家はおかあさん、おとうさんなんです。

それなら、たくさんの情報に惑わされる必要はありません。
あかちゃんが泣いていて、だっこしてあげたかったらだっこしてあげたらいいし、
抱っこしてあげたくても、どうしても手が離せなかったら、
「待っててね~」と声をかけるのもいい・・

そして、いつまでも泣き止まなかったら
おんぶをして家事をするのもいいでしょう。

家事をあきらめて、だっこに専念するのもいいかもしれません。
夕飯が作れなかったら、店屋物をとってしまえばいいんです。

あかちゃんとずっと一緒で疲れてきたら
お父さんに預けてストレス発散。
できなかったら、おじいちゃんおばあちゃんに頼んで・・
それもできなかったら、一時保育を利用しませんか・・

わからなかったら、保育士なり信頼のできる人に聞けばいいんです。
ひとりで抱え込まないでいいんです。

はじめから親なわけではないんですから・・


ただ・・あかちゃんが泣くのには必ず理由があります。
そして、私たち大人と決定的に違うのは、
あかちゃんには、想像力がないということかもしれません。

「おかあさんは今いないけど、そのうち帰ってくる。」
「泣いてもきてくれないけど、おかあさんは忙しいんだ。」
「おかあさんが怒った顔してるけど、きっと疲れてるんだ。」

そんなことわかりません・・

呼んでも泣いてもきてくれない。
自分たちがもし、そういう状況だったらどう感じるのでしょうか・・

最後は・・「泣いてもきてくれないんだ。」とあきらめるのでしょうか。
それで、抱き癖がつかないからといって、どんないいことがあるのでしょう。

さみしい悲しい思いだけが残らないのかな・・と心配になります。

想像できるようになったら、我慢もできるでしょう。
でも、おかあさんのお腹からこの世界に生まれてきて
まだよく目も見えず、ここがどこなのかもわからない・・
居心地のいい羊水の中ではなく、硬い布団の上・・

もしも、私だったら・・こわくて寂しくて不安だろうなと思うんです。
やわらかい布団にくるまれて、抱っこして欲しいんじゃないかなと思います。

1歳になるころには、ずいぶん話がわかるようになっています。
思い通りにならないこともあることを教えるのは
それからでもいいように私は思います。

まずは、生まれてきてよかった・・
安心できる居場所がある・・
ここはこわいところじゃない・・

そういう風に感じて欲しいなと思っています。

まったくの私の主観で書きました。私の子育て術ですから・・(笑)


みなさん・・自分の子育て法をぜひ探してくださいね。
でも、それは相談しないとか、ひとりでやりなさいということではありません。
最終的に決断をだすのは、おかあさんとおとうさんだということです。

迷ったり、悩んだりしているときには、
いつでも遠慮なくメールしてください・・

一緒に考えることはできます♪
子育てはひとりでするものじゃないですから・・・大丈夫ですよ・・^^

って・・こんな話聞いて、余計不安になっちゃったかしら・・(汗)
すぐに熱くなる私で・・ごめんなさい・・
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# by tuki-dango-tanuki | 2007-07-08 22:36 | 一般ねた!

母語と外国語の違い

今回は、ちょっと難いお話です(笑)

近年、早期教育という波の訪れとともに
外国語の教育をすることの感心が高まっていますね。

でも、それが本当に必要なのか・・
本当に大切なものがおざなりにならないのか・・

しっかりと日本語が習得できてからで十分では・・が
私の考えでした。
なので、我が家のこどもたちも
英語は中学に入ってからのみ!

それでも、問題なく過ごしています。
(もちろん、発音的には笑っちゃいますけど・・笑)

つい最近、慶応義塾大学のセミナーに通う学生さんと
お話をする機会がありました。

彼女がもらした早期教育!ということばに
飛びついた私・・(爆)

今日は、そのお話をしてみたいと思います。
長くなりますので、興味のあるところだけお読みくださいね。^^

下記は、慶應義塾大学経済学部教授 心理言語学専攻 
言語学研究科博士課程修了という経歴の持ち主の
「松岡 和美」さんのセミナーから抜粋しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はじめに

「ことば」は、こどもたちの学習活動や日常生活を根本から支える重要なスキルです。
こどもたちが、新しい知識を得るとき、自分の思ったことや理解したことを表現するとき、
周りの人のかんがえていることを理解するとき、そのすべてにおいて母語を使います。

母語と外国語を身につける過程は、根本的に違っているのに、
こどもとことばの問題を考える際に、そのふたつのプロセスを混同しているような
意見が多いことには驚きます。

臨界期

「臨界期」というのは、動物行動学で提案された考え方で、
その時期に何らかの条件が与えられるか否かによって、
その後の発達が決定的に左右される年齢のことです。

母語においては、2歳~思春期までと言われます。

「ジニー」の父親は、精神に問題があり、ジニーは寝室に閉じ込められ、
だれからも言葉で話しかけられることもなく、声を出す事も許されない
という異常な環境で13歳7ヶ月まで育てられました。

救出後、専門家による丁寧な指導にも関らず、
ジニーの発話には、「表現が決まりきっている」
「文法的な否定文や疑問文が作れない」
「複数名刺の語尾や、三単現のs、冠詞が抜けた文を使う」などの特徴が見られました。

全般的にジニーの言語能力は、2歳半程度のレベルと判断されました。

このような事例から、母語を身につけるにあたって、「臨界期」が
存在することは広く知られるようになりました。

この「臨界期」が外国語学習にも存在するのでしょうか?
もしそうなら、思春期以降に外国語を勉強しても
十分な文法は身につかないという事になります。

しかし、中学生から始めたにも関らず、
すぐれた英語の使い手になった方はたくさんいらっしゃいます。

つまり、外国語学習には、母語のような「臨界期」はないということです。

バイリンガル

バイリンガルとは具体的になにができるのか。
端的にいって、包括的な定義は存在しません。

それは、動的な過程であること。
読む、聞く、話す、書くの4技能のそれぞれにバイリンガルの度合いに差がある。
家庭、学校、職場、地域などで使用言語の能力に差が出る。

そのために、科学的なデータを伴わないバイリンガルの
「思い込み」や「イメージ」が広がりやすい状況となっているのです。

外国語の習得と年齢

バイリンガリズムの中でも、第一言語(母語)に触れたあとに
第二言語(外国語)を身につける年齢の問題に限ってみると
次のようなことがいえます。

学力と関係が深い言語能力(読み書き能力、学習言語能力)では、
第一言語(母語)の力が第二言語(外国語)に大きく関係します。

年少で外国語に触れたこどもは、
会話力や発音(日常言語能力)にすぐれていますが、
学力言語(読み書き能力)の習得においては
年長になってから外国語の学習を始めた子供のほうが
すぐれているという事なのです。

つまり、言語習得の年齢との関係は、
どの言語能力にも一様に観察できるものではないということです。

早くから外国語環境に入った子供の場合、
外国語の音は母語並みに習得されると言われていますが、
文法の能力は、母語の影響を受けて、不完全であることが多く、
学校の作文教育や、補習など、意識して勉強をしないと
学習言語の習得はおぼつかないのです。

学習言語の習得における母語の重要性

年齢が低いうちに外国語の学習を始めれば、
高いスキルが身につくという単純な言い方には大きな問題があります。

年齢が低いこどもがよく身につける日常言語能力は、「遊び場言語」とも呼ばれています。
このタイプの言語は、あそびの場面など、具体的なものをさす場合に多く使われるため、
コミュニケーションをとるときには、顔の表情やジェスチャーと組み合わせる事ができます。

そのため、文法が正確でなくても大きな問題は生じません。
それにたいして、認知学習言語能力(教室言語)は、教科の内容を理解するための
言語です。
具体的には、物事を論理的に説明したり、議論したり、問題解決の説明に
使われるようなものです。
そこでは、目に見えない抽象的な考えを説明しなければならないため、
文法や単語を的確に選択する必要があります。

母語と外国語は、深い部分で相互に支えあっているのです。
なぜならば、論理的に分析し、比較し、まとめる力に関する部分は
両方の言語が共有する力だからです。
このことは、英語で論文を書く力がつくと、日本語の書き方もうまくなるという
観察にも裏づけられています。

逆に、幼くして外国語環境に放り込まれたこどもたちは、
日常言語を習得できても、学習言語(いわゆる高度な外国語能力)を習得できないままに
なるケースがたくさんあるのです。
具体的には、現地語の学習言語に支障がでると共に、
母語も衰えていく事例が多いと言う観察があります。

表面で何語を話しているか、ではなく、
その奥底にある「論理的に考え、表現する力」を伸ばす事が
もっとも重要であり、複数の言語についての問題を考えるのは
そのあとであるべきなのです。


これまでみてきたように、母語の獲得と外国語の学習を混同することは、
混乱を深め、誤解を生み、こどもたちにとってよい結果をもたらしません。

目的とする言語スキルによって、インプットするべき年齢や指導方法は
大きく異なるからです。

こどもたちが必要なスキルを負担のないやり方で身につけられるようにするには、
こどもたちになにができるようになって欲しいのか、それはなぜなのか?について
しっかり合意し、是非を論じることの問題を最後に指摘しておきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ラジオNIKKEI/ことばの発達と年齢)文責:石川(たま)


いかがでしたか?
わかりずらいでしょうか?

あとは、ご家庭の考え方です。
参考までにご覧いただけたらうれしいです♪
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# by tuki-dango-tanuki | 2007-05-20 20:53 | 一般ねた!

姉妹関係・・

兄弟関係で悩む方は多いことでしょう。
兄弟、姉妹、姉弟、兄妹・・

でも・・基本は同じような気がします。

我が子たちも、ちいさな時はよく喧嘩をしました。
いや、喧嘩というよりは・・

上の子が下の子にあたってた・・^^


私のちいさな時は・・どうかというと・・
私にも妹がいます。

私が6歳になる頃に生まれました。

年が離れていたせいもあってか、
ほとんど喧嘩をした記憶はないものの・・

私は妹がかわいくてかわいくて・・
母と取り合いをしていた覚えがあります(笑)

その頃の私は、「母がライバル・・笑」


でも、一般的に考えると・・

親の愛情をめぐって・・兄弟、姉妹、姉弟がライバル関係になる
という図の方が多いんじゃないかなと私は感じています。


同じように育てても、全然ちがうのよね~~!
よくこういう話聞きますよね。

それには理由があるように思います。

1、上の子は、最初に生まれます。(あったりまえ)
  こどもがひとりなので、大層かわいがられます。
  親の愛情独り占め状態!!^^

  下の子は、生まれたときから上におねえちゃんやおにいちゃんがいます。
  はじめからいるので、おねえちゃんおにいちゃんがいるのが当たり前!

2、上の子は、急に愛情が減ったような気がします。
  今までたっぷりだったものが、半分になったようなものですから・・

  下の子は、もともと半分だったので、あんまり感じません。
  なおかつ、まだ小さく手がかかる分、甘える事ができます。

3、上の子は、子育てはじめての両親に育てられます。
  期待もされるし、いろいろと教えられたりと、一生懸命!
  そして、それに答えようとがんばります。
  親も必死です。不安もたっぷりです。

  下の子は、二人目なのでゆとりをもって育てられます。
  ま、こんなもんよね。とある程度おだやかに育まれるでしょう。


ここまででも、相当環境が違いますよね・・
ちなみにこれは、我が家の例ですよ(笑)

みーちゃんが不安になるだろうことは予測ができたので
相当気を使いました。

あなたのこと大好きよ!メッセージを一生懸命伝えました。
時間があれば相手をするようにしました。

それでも、みーちゃんは弟にあたることがありました。

姉弟喧嘩をして、「貴方の方が大きいんだから!」と
叱った事もあります・・

でも、みーちゃんにしてみれば・・

「だからなんなのよ~~~~~~」という気分でしょう。

愛情も半分!おもちゃも半分!
自分のものがとられた気分だったのかな・・と思います。


イライラしてしかっては・・
寝入った顔をみて「ごめんね」と泣く夜もありました。

でも、続けたのはみーちゃんへの愛情表現!
みーちゃんが生まれたときの話!
どれだけ、みーちゃんが生まれてうれしかったか。
どれだけ、あなたのことが好きなのか・・

お風呂に入ったり、絵本を読んだり、
寝かしつけたりするときに、
なんとかわかってもらおうと思いました。


その後長い年月がたち・・
みーちゃんがいつの間にか、
こうちゃんに八つ当たりも、えばることもしなくなった・・

それは、みーちゃんが小学校高学年のことでした。(笑)


まだ、ちいさなうちは、
親の愛情を確かめたくて、
ちいさな弟や妹がねたましくて、
なんだか、不安で仕方なくて、

ちょっかいを出したり、ものをとったり
わざと嫌がることをしたり・・

そんな行動をとるのかもしれません。


でも、あ~!もう心配しなくて大丈夫なんだ。
私も愛されてる!・・・

そう確信できたときに、すぅっと・・
もやもやした気持ちが消えるのかもしれませんね。


そう考えると!こうちゃん、大迷惑!!(笑)

でもでも・・
こうちゃんは、みーちゃんがずっと大好きです!

どんなにいやなことをされても
どんなにいじわるされても・・
それでも、おねえちゃんが大好きでした。

兄弟、姉妹ってこんなものなのかなって思います。
あの・・うちの例ですので、参考になるかはわかりませんが・・


ですから・・
もし、上の子がいじわるをしたりしても

「おねえちゃんでしょ!なにやってるの!」
「●●の方がいい子だわ。」
「おにいちゃんのくせに!」と叱るのは、

百害あって一理なし!と思います。


「やっぱり、弟の方がかわいいのね。」
「どうせ、私のことなんて好きじゃないんでしょう。」

叱られた内容ではなく、叱られたことに対して
ますます自己否定されたように感じていくのではないかと思います。

すると、ますます下の子がねたましくなって・・
悪循環!!


悪いことをしたら注意をするのは当たり前です。
でも、いじわるをしたくなる理由があることには気づいてあげてください。

5,6歳になると、口も達者になって・・
あれこれ理由をつけるでしょう。

でも、それが本心とは限りません。
本心を見抜いてあげてください。

きっと・・理由があるはず!と私は思います。^^
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# by tuki-dango-tanuki | 2007-04-12 21:54 | 一般ねた!

子育てってなんだろう・・

私にとっての子育ては・・

自分育てです。

どれだけ、自分と向き合ってきたか・・
私って・・どんな人なんだろう・・

そんなことどれくらい考えてきたでしょう。

そして・・今の私が出来上がってきています。^^

今日は娘のみーちゃんの帰りが少し遅くなりました。
途中、電話をかけてきたみーちゃん・・

「あのね・・ちょっと部活の友達と話してて、
もう少ししたら帰るから!ごはん家で食べるからね~!!」

と、ちょっと甘えて口調のみーちゃん!!

もう、私よりおっきいのに・・
そう思うと・・思わず電話を切ったあと・・

「かわいい・・^^」とつぶやいていました。

夕食後、まだなにか食べたそうな息子のこうちゃん!

おはぎをみつけて・・
「これ、食べていいの?」

まだ、こうちゃんが小学校低学年のとき・・
私の職場に電話をかけてきては・・

「ね~!バナナ食べていい?」といっていたのを思い出しました。

いつのころか、電話をしてくることはなくなったけど・・
おはぎをおいしそうに食べてるこうちゃんをみて・・

また、「かわいいな・・」とひとり思ってる私って・・

ただの親ばかかもしれないけれど、
しあわせで仕方ありません。

子育ては、楽しいことばかりじゃないけれど・・
でも、こんなに癒してもらっています。

こんなにしあわせを感じさせてもらってる・・

卒業の時期を迎えて・・
私も少し感傷的なのかな・・^^

娘がこんなこと言いました。

「親友ってなにかな??」

う~ん!難しい問題です。
私も、親友という肩書きが欲しかった時期があるので
娘の気持ちはよくわかります。

でも、今となって思うこと・・

親友ということばは・・安心するための言葉のような気がします。
ただの友達ではちょっと不安・・

恋人や彼氏というような・・自分だけのもののような
そういう名称なのかなって・・

親友とはっきりわかると、安心する。

でも・・学校や職場が変われば、また関係も変わったりして・・

その中で、家族は、一生変わらない・・
いつでも、離れてても・・家族です。

娘と息子をもって、はじめて・・
家族のありがたみを知ったのかもしれません。

そうなったら、親友なんて肩書きいらないんです。

相談したい友達がいて・・
会いたい友人がいて・・
一緒に語りたい友達がいて・・

それで十分しあわせです。^^

やっぱり、家族という基盤は大切なんだなと
これも、こどもたちから教えてもらいました。

みーちゃん、こうちゃん!
ありがとうね・・^^
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# by tuki-dango-tanuki | 2007-03-18 23:14 | 我が家ねた!

AEDについて、覚えておきましょう!

AEDってご存知ですか?
自動体外式除細動器だそうです。

今日、久しぶりに、救命講習を受けました。
気道確保、人工呼吸、心臓マッサージ・・なども
何年か前とではびみょうに変わっています。

たとえば・・以前は、2の15でした。
人工呼吸2回に心臓マッサージ15回!

ところが、今回は・・2の30!
人工呼吸2回に心臓マッサージ30回!

研究され、そして法が改正され・・
ひとつひとつが進歩しているのでしょうか。

話を元にもどすと・・
何年か前から、AEDというのは、
学校などには置かれるようになっているそうです。

ただ、体重25キロ以上でないと
使用できないということで、
保育園には置いていなかったのです。

ところが、昨年の12月25日!法が改正され、
25キロ以上という規制がなくなったと・・
(ただ、1歳未満は使用不可です。中指と薬指の2本で
心臓マッサージをします。)

そこで、今回保育園で
AEDの使い方を教わりました。

AEDとは、簡単に言うと・・
心停止の時、心臓マッサージや人工呼吸と合わせて、
使うもので、体に電気を流す機械です。

よく、映画などで・・
心停止の人の胸にあてて、
電気を流す!・・そんな光景みたことがありますよね・・

それの簡易版というのでしょうか。

コードのついたパッドを、胸に2箇所あて
その機械の声の指示に従いながら
通電ボタンを押します。

保育園にも置くことになるかもしれません・・

5歳未満のこどもがのどに物をつめる件数だけで
年間300件と言います。

亡くなってしまう子もいるとか・・

心臓が3分止まっていたら、
脳に影響があるとのこと・・(合ってるかな?^^;)
それを考えたら、考えている暇はきっと
ないですよね・・

息が止まっているのを確認したら、
すぐに、救急車の手配とAEDの準備を頼みながら
人工呼吸と心臓マッサージをしてほしいそうです。

それをしながら、AEDを設置し・・
・・・・・

あ~!こういう事態にならないことを望みます。
でも・・知っておいて損はありませんよね。

復習しておこう・・

今日はとても、勉強になりました。
また、忘れないうちに、受講したいものです。

医療関係の友人から、下記の資料を教えてもらいました。
  ↓

http://www.narumi-ecl.co.jp/aed/g2005cprsports2.pdf

こちらの方が正確です。
ぜひ、一度目を通してみてください。

救える命があるかもしれないんですから・・ね!^^
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# by tuki-dango-tanuki | 2007-02-11 00:11 | 一般ねた!

育てなおしを考える2

第1課題(実感)
 生きている実感を持つこと(0~3ヶ月頃に経験する)

生後3ヶ月頃に現れる「微笑み」現象が大切です。
そのためには、こどもが目を覚ましているときには、かわいいなーと思って、あやしたり、声をかけながら、ミルクを与えたりおむつを替えたりすることが大切です。ゆったりとした雰囲気の中で、飲んで、眠って、排泄して、を繰り返し、目を覚ましているときには気持ちよい雰囲気の中で心が動くことで、「微笑み」が現れてきます。

・・・・・・・・・・・・・・

この「微笑み」現象が1歳すぎても現れずに入園してくるこどもがいます。母親の関心が赤ちゃんに対してでなく、テレビや本などに向かないように注意することが必要だそうです。

そして・・この実感がないあるいは実感の乏しいまま、思春期や大人になると、自分を透明な存在と感じたり、精神病症状がでたり、冷酷な犯罪を起こしたりすることにつながりやすくなるそうです。

ずいぶん前の例ですが、この現象の乏しい子がいました。
その子が大きくなるにつれて、いろいろと気になるところが目に付くようになったのですが、年長になって・・テレビの台詞は一文字も間違えずに暗記してべらべらとしゃべるのですが、自分の気持ちや考えを話せない。場所を考えない。たとえば・・老人ホームへ遊びにいったときに、「長生きしてっていうけど、もうすぐ死んじゃうんでしょう。」なんて言います。人の気持ちがわからない・・そのうち、「変わってる」といわれるようになります。

でも・・親御さんたちは知らなかったんですね。
生後おとなしくしていたら、かまう必要はないと思っていた。テレビをみせていたら、おとなしくしていたので、ずっとテレビをみせていた。

こわいなとそのとき、実感しました。
もっと早く、取り組めていたらと思いました。

これが、第一課題です。
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# by tuki-dango-tanuki | 2007-02-04 13:03 | 一般ねた!