たぬきの子育て術ぅ★


「月とだんごとたぬき山」管理人「たま」です。googleから検索できます
by tuki-dango-tanuki
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お話の力♪

むか~しむかし、あるたんぼの道端に、
一人のお年寄りが腰を下ろしていました。

お年寄りは、ゆっくりと足をさすり、
「あ~あ」とため息をつきました。
たんぼには、稲があおあおと伸びています。

しばらく休んだお年寄りは、
またゆっくりと立ち上がり、道を歩き始めました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、このお話を耳から聞いているとき、
みなさんは、目の前に何か思い浮かべながら聞いていませんか?

たんぼの風景、道端に座っているお年寄り・・

つまり、耳からお話を聞くときには、聞き手は
「目の前にないものを思い浮かべながら聞く」
ということをしているんです。

これが想像力、イメージ力なんですよ。

今の主人公ですが、みなさんは
どんなお年寄りを思い浮かべましたか?

おじいさん?おばあさん?
どちらを思い浮かべたでしょう。

お年寄り・・と言われても、男でも女でもない
お年寄りを思い浮かべることは難しいので、
私たちは、どちらかに自分で決めて思い浮かべているんです。

そして・・お年寄りは洋服を着ていますよね。
どんな洋服ですか?^^

まさか、裸のお年寄りを思い浮かべるわけにはいかないので
洋服を着せてあげているわけです。(笑)

これが、作り出す力、創造力です・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは、山田真理子さんという方の書かれた本を参考に
行った研修の一部です。

保育士として、お話の持つ力を知っておいてほしい。
テレビやビデオで育っているお子さんに
たくさん、語りかけてあげて欲しいという思いから
行った研修でしたが・・
少々、私にはショックなことがありました。


私は、この山田真理子さんの本を読んだとき、
相当頭の中でイメージができました。

うんうん!そうそう!なんて
着物の柄まで勝手に決めていたりして・・
(もちろん、モンペです・・笑)

でも、今日行った研修で集まった新卒さん(60人弱)の中には、
頭に映像が浮かばない人もいたんです。

文章が文章のまま頭に浮かぶ・・
映像が浮かばない・・

もちろん、ほとんどの人は「おじいさん」が浮かんだと
言っていました。
(これ、統計的にお年寄りというとおじいさんなのでしょうか?
どこで話しても、大体おじいさんという答えが多いんです。)

想像する、創造する、予測する・・そういう力を使って
私たちは話を聞いています。

だから、本を読むのがおもしろい・・

そして、こういう力があるからこそ、
人の気持ちを察することができますよね。

こう言うより、こう伝えたほうがいいかな・・と
予測することもできます。

私たちは体験することで、
いろいろなことを学びますが、
体験できないこともあります。

そういうとき・・
一生懸命、相手のことを想像することで
人との関係を成立させていると思います。

自分のこともわからないのに、
相手のことなんてわかるはずもありませんが、
でも、察したいとは思いますよね。

記憶力はあるけれど、考える力はない。
今日の新聞にも、書いてありましたけれど、
言われたことしかできない・・
自分で決断することができない・・

そういう人をみかけるたびに・・
乳幼児教育の大切さを実感するんです。

小さいときに、育むはずの力が
英才教育と呼ばれるものや、
テストの点数をとるという教育のために
忘れられてしまったのかな・・なんて・・

話が大きくなってしまいましたが、
きれいなものをきれいだなと思う心・・
不思議だなと感じる心・・
おもしろいな・・もっと知りたいな・・
楽しいな・・うれしいな・・

小さなときに、そういう大切な目に見えないものを
育てて欲しい・・

こどもたちの小さな発見や小さなよろこびに
共感してあげて欲しい・・

こどもたちの創造的な遊びを見守ってあげて欲しい・・
想像につながるようなたくさんの体験を
させてあげて欲しい・・

ほんとうに、そう思うんです。









   また、熱いな・・これ(汗)
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by tuki-dango-tanuki | 2007-11-10 23:27 | 一般ねた!
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